動画での説明(YouTubeに移動します)
スーパーバイズ(SV)は、
専門業務に関する相談を受け、
指導や助言をすることです。
カウンセリングルームμでは、
若手の臨床家(概ね10年以内のキャリアの方)を中心に、
スーパーバイズを実施しております。
・自力でやっているが心許ない方
・困ったときの相談先がない方
・難解なケースをひとりで抱えている方
・介入の方向性に自信が持てない方
ぜひSVをご利用ください。
臨床心理士・公認心理師の有資格者はもちろんですが、
心理系資格の有無に関わらず
メンタルケアに携わっておられる方は
ご相談いただけます。
(精神保健福祉士、看護師、保育士、ソーシャルワーカーなど)
カウンセリングルームμでSVを受けるメリット
1.多領域のSVが可能
担当カウンセラー(小野)は、
スクールカウンセリングや不登校のカウンセリングを専門にしておりますが、
そこに限定せず、多領域のSVが可能です。
これまでSVを提供したケースとして、
@スクールカウンセリングにおける緊急支援
A放課後等デイサービスにおける心理支援
B児童心理治療施設におけるトラウマを扱った心理支援
などがあります。
子どもが対象となる心理支援、
親子が対象となる心理支援の
ご相談が多い傾向にあります。
また、
@スクールカウンセリングにおける緊急支援は、
子どもが犯罪行為に巻き込まれたり、
命にかかわるような事故に遭ったりして、
メディアにも取り上げられ大騒ぎになるようなケースへの対応を指します。
地域や状況によって対応が難しいことも多く、
カウンセラー自身もパニックになってしまったり、
同業者のフォローを得られずに困ってしまうケースも耳にします。
2.SV後に見通しが持てる
個々のケースに応じ、
十分な傾聴と必要なアドバイスを行うことで、
ケースの見通しが持てるように導きます。
各々のキャリアの段階や力量を見極め、
アセスメントの助けになるようなアドバイスをしたり、
抜けている視点を補うことを大切にしています。
「SV後にケースが動いた」
というご報告をよくいただいております。
3.心理的安全性を保ったSV
一方的なSV、
相談に来ることが苦しくなってしまうようなSVは
いたしません。
相談者の心理的安全性を保ち、
各々のキャリアや力量を見極めたうえで、
本来持っている力を最大限発揮できるようにお手伝いしています。
4.相談者の心のケアを同時に提供
心理支援をしていると、
自分の心の課題に気づくことがあります。
この課題を扱わずに支援を続けていると、
気づかないうちに心に負担がかかり、
心理の仕事を続けることが困難になってしまいます。
そのような事態を避けるため、
SVの枠組みの中で、
通常のカウンセリングと同じように、
トラウマなど相談者の心のケアも実施しています。
(もちろん、相談者の承諾を得たうえでの介入です。)
心理支援を提供する土台として、
自分が背負ってきたものを整理することは非常に大切ですが、
その機会に恵まれなかった方もいらっしゃるでしょう。
心理支援を続けていくために、
SVを受けながら、自分の心も整えていきましょう。
5.個々のケースに合わせた心理療法の応用をお伝えします
カウンセリングルームμでは、
流派にはこだわらず、
個々のケースに有効な手法を使うことが重要だと考えています。
世の中には様々な心理療法が存在しますが、
どのアプローチにも欠点はあります。
だからこそ、
個々のケースに合わせ、
最も効果の得られる手法を見極めて、
柔軟に使いこなしていく必要があります。
教科書通り・勉強した通りに、
認知行動療法などの心理療法を実施しているのにうまくいかない、
そんなときはぜひご相談ください。
SVを提供している理由
少しでもいい支援ができるようにお手伝いがしたい、
という思いでSVを提供しています。
力のある同業者が増えてくれることが、
喜びになっています。
心理支援は、
熱心に勉強してきたとしても、
実際にやってみると
「うまくいかない」
「この手法は使えない」
などと思ってしまうことがよくあります。
教科書には、個々のケースに合わせて
どう応用するかまでは書いていないからです。
カウンセリングルームμのSVでは、
勉強してきた支援方法を、
個々のケースにどうやってフィットさせていくかを
具体的にお伝えすることができます。
より良い支援を提供したい方、
気持ちはあるのに力量が追いつかずもどかしさを抱えている方、
思ったような支援ができずに悩んでいる方
のお力になれたら幸いです。
お申込み方法
@TEL 090-9273-2382
にお電話下さい。留守番電話に、
お名前・連絡先・カウンセリング希望
をお伝え下さい。
確認後にこちらから連絡させていただきます。
Aインターネット上からの申し込み
スーパーバイズ申し込みフォームへ
なお、SVの頻度はご自由に設定していただけます。
(月に1回程度のペースでお越しになる方が多いです。)
▼ 社会福祉法人向陽會様・施設長様(長崎県) NEW
公認心理師の資格をもつスタッフへのスーパーバイズをしていただき、
スタッフから聞いた報告を受けて、
職員にとってもいい学びの場になりました。
感謝しかありません。
OTやSTといった専門職の方とのつながりはありましたが、
臨床心理士や公認心理師の方とのつながりが全くありませんでした。
外部で学んでもらうしかなかったので、
小野先生に依頼することができて本当に助かりました。
心理職の方の得意なところを生かしていただくためにも、
放課後等デイサービスでの集団療育以外に
セラピーを行うことのできるように
今後も職員配置の仕方を考える必要があると思いました。
※お名前の公表は、施設長様の許可をいただいています。
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▼ T様(公認心理師の先生) NEW
・大学院を修了後の入職1年目で、自分の知識やスキルに自信が無い
・職場(放課後デイ事業所)としても心理職を初めて雇用したため、上手く活用出来ていない
・地元にUターン就職したため周囲の心理士のツテがない
という状況で、職場での心理士としての存在意義を見失っていた時に
SVのお話があり、ご連絡させて頂きました。
初めはSVの形も定まっておらず、
小野先生には沢山ご迷惑をおかけしたと思いますが、
毎回丁寧に向き合ってくださいました。
小野先生からいただくご助言に
背中を押していただいたり、
自分の中の問題に気付かされることばかりで
心理士としての未熟さを痛感しつつ、
SVを受ける中で言語化することによって頭の中が整理され、
支援の方向性が定まっていきました。
心理師としてまだまだ未熟ではありますが、
SVを受ける以前よりは
多少成長出来たのではないかと感じています。
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▼ P様(臨床心理士・公認心理師の先生)
小野先生のSV(スーパーバイズ)では、
多くの気づきを得ることができています。
自分の中では
「何かうまくできないな」と
ぼんやり感じていることでも、
何が引っかかっているのかを、
決して焦らず
自分の中で気づかせてくれるように
サポートして下さります。
そしてそれが自分自身の中にある
課題であるときには、
丁寧に向き合って下さります。
幅広い知識と経験から
様々なご指導をいただき、
そこからの気づきもありますが、
スーパーバイジーである私に向かう姿勢からも
学ぶことも多く感じています
1回1回のSVで多くの気づきがあり、
滞っていた水路が通るような感覚があり、
面接を反映することもできています。
未熟ではありますが、
確実に心理士として大事な力を
SVで得られていると実感しています。
今後ともよろしくお願いいたします。
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▼ N様(臨床心理士・公認心理師の先生)
小野先生のSV(スーパーバイズ)を
受けるようになって、
アセスメントや面接の技術・精度が
向上していきました
技術的な助言や指導もいただきましたが、
それ以上に私の「こころ」に向き合い、
問いかけて下さる先生のお姿にこそ
育てられたように思います。
「相手がどう思い、
何を感じるかに耳を傾け、
葛藤に寄り添う」ことは
心理臨床に携わる者であれば
学生でも知っている基本姿勢です。
ですが、
一見シンプルなこの姿勢の実践には
たゆまぬ努力が必要で、
なおかつ臨床家自身の生き方や体験が
深く関わってきます。
SVの中で自分自身のこころの傾向を知る
(=私自身がどう思い、何を感じるか)こと、
こころへの洞察を深め、
不安や恐怖が恐ろしい事ではないことを知ること
(=葛藤に寄り添うこと)が
徐々に出来るようになってきました。
自分のこころへの理解が深まるにつれ、
自然とアセスメントや面接の技術も
向上していったように思います。
また、自己洞察があるからこそ、
教えていただく技術・知識の本質を
より咀嚼できるといった側面もあります。
先生は技術や姿勢に偏ることなく、
その時の私に必要な視点や知識を
指導してくださりました。
まだまだ臨床家としては
未熟な私ではありますが、
先生のご指導を受けながら、
今後とも自己研鑽を
続けたいと思っております。
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▼ J様(臨床心理士の先生)
初めは道具的サポートを求めるつもりで、
ご連絡しました。
しかし小野先生には、
私の困りごとの本質が、
情報の乏しさによるものではないと
バレてしまったようで、
スーパーバイズを受ける流れになりました。
問題の状況について、
話を聴いていただきました。
自覚していたよりも私の頭の中は、
ごちゃごちゃと糸が絡まったように
混乱しているようでした。
そして、自信のなさも相まって焦っておりました。
小野先生と話を進めるうちに、
認めたくなかった自分の感情を言語化しながら、
問題をシンプルに捉えて、
自分にできること、初めに取り掛かることが明確になりました。
ありがとうございました。
※ご本人様の感想をまとめたものです。
同意をいただいた方のみ、掲載しております。
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